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北海道は我が国で最大の蕎麦生産産地であることは大変有名です。
その北海道も産地を大別すると3箇所(十勝、空知及び上川、オホーツク沿岸)に分けることが出来ます。
今回は今までチャンスが無く訪ねることが叶わなかった三大産地の一つ、十勝地方の新得町を訪れました。
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このあたりの土地は黒色火山性土だそうで、もともと湿潤で窒素分が多いためすべての作物の背丈が大きくなるそうです。(僕の背より高いものが確認できます。
(170cm以上!)
見てのとおり、北海道の産地らしく広大な畑で、しっかりとした茎に立派な房で花をつけていました。
昨年、このあたり(十勝平野)は台風の被害があり、収量が無かったと聞いています。
次に国道241号線を北上してオホーツク沿岸の常呂町後藤さんへ伺いました。
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今年は気温が上がったせいか、この地区(サロマ湖周辺)の畑の状態も良く蕎麦の生育も順調。やはり例年より背丈が高いようである。
今度は国道333号線を西へ。白滝村、層雲峡の付近を通過して上川管内の愛別町、比布町の畑を視察しました。
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愛別、比布の一帯は最近特に蕎麦の栽培面積が増えているように思えます。
さらに国道40号線を北上して和寒町、剣淵町を通り士別市の安田農場さんに伺いました
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畑の状態も良く、例年になくやはり背丈が高いように思えます。ちなみに安田社長の胸の高さくらいまで(130cmくらい?)ありました。
今年は豊作ですねと尋ねたら、「何が起こるか分からないから刈って見ないと言えないよ!」と話されていました。
最後は幌加内町と江丹別の畑を視察しました。
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幌加内町は日本で一番大きな蕎麦栽培地域で、政和地区は特に面積が多いです。
今年は、どこへ行ってもすばらしい畑ばかりでした。近年稀に見る良い状態だと思います。 |