現在北米には我々蕎麦粉製粉業者の組合である全国蕎麦製粉協同組合(加盟66社)が支援し取り組んでいる事業がある。(日本、アメリカ、カナダの3国)主にそばの交配による品種改良が 中心で耐霜性向上、反収の増加、製粉歩留まりの向上、非アレルギー性、 その他多岐にわたり研究を行っているのがKade Research Ltd.(ケイド社)である。先にお断わりしますがこのケイド社では一切遺伝子組み替えは行っておりません。
この事業によりここ5年の間で2種類の新しい品種が生まれました。それがKOBANとKOTOでその特徴を簡単にご説明しますと、KOBANはソフト澱粉でありKOTOは粘る澱粉であるため、共に製麺性が優れているということです。 ご興味のある方はKade Research Ltd.のサイトをご覧下さい。