中国では畑の面積を表す単位として「ムー」と言う表現をするそうです。
1ムーはおよそ666平方メートル。15ムーで1haということになります。(大ムー・小ムー・市ムーなど有るらしいが、一般的には市ムーが使われているようです。この場合も市ムー。)
こちらではひとつの畑が細長く、短手方向が約10m長手方向は100m弱位が一般的な畑のサイズのようでした。
昨年蕎麦の耕作面積はこの林西だけで20万ムー程度でしたが、今年は旱魃のせいも有り30万ムーまで増えたのではないかと現地のサプライヤーは話していました。
なぜ旱魃だと蕎麦を植えるのか?
これには訳があり農民自体本当は他の穀物(麦、とうもろこし、ひまわり、粟等)を蒔きたいが、春先に雨が降らないと他の穀物は成長しない。勿論蕎麦も同様であるが生育期間が他の穀物に比べ短い蕎麦は、遅く蒔いても寒さがやって来る前に収穫が出来るので時間が無いときに良く蒔かれるのです。
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