北海物産

蕎麦あれこれ
蕎麦粉の種類
産地の状況
蕎麦豆知識
会社案内
会社概要
製品案内
技術紹介
通信販売
商品一覧
ご利用案内
お問い合せ
関連リンク

北海物産の玄蕎麦は、此処でつくられています。

産地の状況
- - - - -

9月13日 中国内蒙古自治区東部(赤峰)


9月13日 中国内蒙古自治区東部(赤峰)
世界最大の生産地中国、中でも日本へ多くの玄蕎麦を産出しているのがこの内蒙古自治区です。今回は北京から約10時間夜行列車にゆられて北上し「赤峰」(せきほう・Chifeng)という意外にも大きな町へ入りました。


世界最大の生産地中国  約10時間夜行列車にゆられて北上


しかしながらさすが大陸、本当の産地はここからまだ車で3時間200Km離れたところで赤峰の中でも「林西」(りんせい・標高600m)と言う村でした。 この内蒙古東部では主にMancan種(通称:中国Mancan)が栽培されていますが、ここ林西では昔ながらの内蒙古在来種(中粒)も多く蒔かれている所だそうです。

在来種とMancan種の大きな違いは生育期間と反収の差で、在来種は約70日で生育し反収はあまり良くありません。Mancan種はこれとは対象に生育時間は長く約90日ですが反収が良いというのが特徴。(Mancanはもともと北米で栽培されていた品種です。)


蕎麦の畑蕎麦の実根
蕎麦の畑
蕎麦の畑茎 蕎麦の花


中国では畑の面積を表す単位として「ムー」と言う表現をするそうです。
1ムーはおよそ666平方メートル。15ムーで1haということになります。(大ムー・小ムー・市ムーなど有るらしいが、一般的には市ムーが使われているようです。この場合も市ムー。)

こちらではひとつの畑が細長く、短手方向が約10m長手方向は100m弱位が一般的な畑のサイズのようでした。

昨年蕎麦の耕作面積はこの林西だけで20万ムー程度でしたが、今年は旱魃のせいも有り30万ムーまで増えたのではないかと現地のサプライヤーは話していました。

なぜ旱魃だと蕎麦を植えるのか?
これには訳があり農民自体本当は他の穀物(麦、とうもろこし、ひまわり、粟等)を蒔きたいが、春先に雨が降らないと他の穀物は成長しない。勿論蕎麦も同様であるが生育期間が他の穀物に比べ短い蕎麦は、遅く蒔いても寒さがやって来る前に収穫が出来るので時間が無いときに良く蒔かれるのです。


寒さがやって来る前に収穫が出来る ひとつの畑が細長い
蕎麦の畑にて 蕎麦の畑にて

■次ページへ
- - - - -

<< 第10回レポートへ

>>インデックスへ<<

第12回レポートへ>>


- - - - -

[ トップページ ] [ 蕎麦粉の種類 ] [ 産地の状況 ] [ 蕎麦豆知識 ]

[ 通信販売 ] [ 会社概要 ] [ お問い合せ ] [ 関連リンク ]


Copyright 2000, HOKKAI BUSSAN CO., LTD. All rights reserved.