北海物産

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北海物産の玄蕎麦は、此処でつくられています。

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第12回産地レポート 4月8、9日 オーストラリア(ニューサウスウエールズ州)

オペラハウス  シドニータワー


今回は、日本とは季節が反対でちょうど秋の収穫を迎えた南半球のオーストラリアまでやって来ました。南半球で作られている蕎麦は一時期少年誌などでも「夏に新蕎麦」ということで取り上げられましたが、本当に良い状態で日本へ届くようになったのは近年です。

輸送にどうしても30日程度の日数がかかり、その間赤道を越えてくる関係上普通に輸送したのでは日本に届く頃には青かった実も真っ赤に焼けてしまっていたのが現実です。しかし3、4年前からリーファーコンテナといって冷蔵保存が可能なコンテナで輸送することにより、色焼けせずに新蕎麦の青い状態のまま届くようになりました。


Blayney  Forest Reefs

Blayney

Forest Reefs


現在オーストラリアで栽培されている種は、北海道のキタワセが多いようですが中には常陸秋蕎麦を蒔いている地域もあるそうです。

オーストラリアで蕎麦が栽培されるようになって30年以上になるそうですが、以前は「トーキョーバラエティー」とか、福井在来の「池田種」といった小粒系蕎麦を栽培していたようです。キタワセを蒔くようになったのはここ10年位との事。近年エルニーニョなどの影響で気候が安定していない事もあり、農家の方も間に立つサプライヤーの方も色々と試行錯誤を繰り返し、より良い製品(crop)を作るように努力されていました。

その一例が今年からダイレクトコンバイン(直接刈り取って脱穀すること)をやめ、一度刈り取ってからウインドローといって一週間くらい自然乾燥させた上で脱穀する方法を取り入れたことです。(小麦などはこの方法で収穫していたらしい。)


FullertonFullertonFullerton

Fullerton

Fullerton

Fullerton


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