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翌14日には少し手前(赤峰市内より車で約1時間半、70Km)、高家梁と杜家地という村に立ち寄りました。これらの地域は林西と違いMancanが中心に蒔かれています。
2日間に渡って数多くの畑を見て周りました。この内蒙古東部地区は8月の中旬より殆ど雨が降らなかったそうで土壌水分の含有量はかなり低い様子でしたが、春先に適当な雨が降っていたので畑での生育状況は比較的良いように見えました。
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林西では殆ど刈取りも終わっており、高家梁、杜家地ではちょうど収穫の時期を迎えていたようです。少しだけ心配なのは畑で採集した玄蕎麦の水分が思っていたほど高くなかったという点ですが、すでに脱穀を済ませ集荷業者の倉庫で検品した物については適当な水分値(14〜16%)があり、比較的安定した調整が出来ているように見受けられました。
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今までの写真をご覧いただければ一目瞭然だと思いますが、作業はすべて「手」で行われています。この辺は日本、北米と農業スタイルが大きく違っている所です。 しかしながら、産地の集荷業者の元で一応簡単に精選され、港の倉庫へと出荷されます。(昨年訪れた天津の倉庫)
当社に入る玄蕎麦は天津の倉庫で再度「より丁寧な精選、選別」が施され、(この行程は特別に当社向け原料について施してもらっています)その後コンテナに積み一路日本へと向かいます。
(第7回産地レポートを参照ください。)
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Special thanks:
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豊田通商(株)北京office 加藤 富夫
豊田通商(株)東京office 小林 亮
中国糧油飼料有限公司 李 虹
赤峰農産品有限公司 曹 暁峰
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お詫び: 9月の下旬より予定しておりました全国蕎麦製粉協同組合での北米産地視察はアメリカでの同時多発テロの関係で中止となりました。従って次回予定しておりました北米産地視察レポートの第二弾も中止とさせて頂きます。ご了承ください。
謹んで今回のテロ事件の犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたします。
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